冷蔵冷凍車の人気メーカーご紹介

冷蔵冷凍車の人気メーカーについて【イメージ画像1】

■冷蔵冷凍車 代表的な車種とメーカー 
日常生活に欠かせない食品や医薬品などを運搬するのには欠かせない冷蔵冷凍車。冷蔵車といえば、自動車メーカーから販売されているトラックに、専用の冷蔵・冷凍庫を架装メーカーが後付けするイメージが強いかもしれませんが、自動車メーカーが製造しているもの、俗に言われる特殊車もありますので、今回は、メーカー純正の冷蔵冷凍車をいくつかご紹介したいと思います。



冷蔵冷凍車の人気メーカーについて【イメージ画像2】

■トヨタ
トヨタが販売している冷凍車といえば、ダイナ。2t車までの小型トラックがあり、冷凍車の他、冷蔵車や保冷車もラインナップされています。通常の小型トラック向けの冷凍機システムは、エンジンの動力で駆動するコンプレッサによって、荷室の冷凍・冷蔵室内を冷却しています。

このため、信号待ちなどの車両停止時の間も冷却を行うのには、エンジンを動作させ続ける必要がありました。しかし、2012年にデンソーが、小型ハイブリッドトラック向けの冷凍機システムを開発。従来のコンプレッサに加えて、デンソー開発のハイブリッドシステムの2次電池の電力で動作する電動コンプレッサを搭載することによって、走行時には従来のコンプレッサが作動し、停止時には電動コンプレッサに自動で切り替えが行われ、アイドルストップ中も冷凍機能が持続できるようになりました。

この冷凍機システムは、発売当初トヨタの「ダイナ」と「トヨエース」、日野自動車の「デュトロ」の3車種に装備されました。このシステムにより、外部電源ユニットを追加した既存の冷凍機システムと比べておよそ25%の軽量化が実現され、冷凍機能の向上だけでなく燃費コストの低減もできるようになりました。

■日産
大きな荷台が特徴のバネットトラック、2tダンプ車ではアトラスなどがラインナップされています。日産では、2013年1月から1年間、ヤマト運輸株式会社と共同でアトラスF24リチウムイオンバッテリー式冷蔵・冷凍車の実証運行を行いました。

これは、走行時、信号待ちなどの停車時、配送や積荷作業中などのキーオフ時など、エンジンを一切使用せずに、常時リチウムイオンバッテリーシステムだけで冷蔵冷凍室を継続的に稼働させるという、世界初の試みで、冷蔵冷凍機の出力がエンジンの回転数に左右されない上に、荷室の温度管理がしやすく、配送品のより良い品質管理、また、長時間安定した冷蔵冷凍室の稼働が可能になるというものです。実証運行後はアトラスF24リチウムイオンバッテリー式 冷蔵・冷凍車として、正式にラインナップされています。

■三菱
1.2tから1.5tの小型クラス、キャンターガッツと、1.75tから最大4.8tの中型・大型クラス、キャンターがあります。三菱ふそうの製造・販売自体の歴史があり、性能が高く、品質が維持され続けていることから、世界中で価値が認められている人気のトラックです。

通称 陸上用レフユニットと呼ばれる陸上輸送用冷凍ユニット TDJS35HPというグループ会社である三菱重工グループが製造・販売している冷凍機が冷凍車に搭載されています。特徴は、ヒートポンプ方式による運転燃費の向上と、1台のトラックで冷却・加温を同時に行えるという点。

コンビニエンスストアなど、管理温度の異なる食品を同時に配送する場合などでも、安定した温度管理の下、同時に運搬することが可能になり、運搬効率が向上。また、三菱重工独自の三次元圧縮機構を採用することで、小型・軽量化と効率向上が可能となり、排大幅な省エネにつながりました。

■ダイハツ
ダイハツといえば軽。そして、ダイハツのトラックといえば1960年に販売が始まってからモデルチェンジを繰り返し、根強い人気を誇るハイゼットトラックです。他のトラックと比較し、優れている特徴が4つあげられます。

1つ目は、荷台の長さ。同クラスの軽キャブトラッククラスで荷台の長さは1番長いため、横や縦に長い荷物を運ぶ際などに使い易いような設計が施されています。

2つ目は、走行燃費。同クラスの軽キャブトラッククラスの中での燃費はトップクラス。燃費が抑えられるため、なんといっても運搬の走行距離が長いユーザーには1番のメリットであり、燃費コストを抑えるという企業のニーズにぴったりの車種といえるでしょう。

3つ目は、防錆の性能。同クラスのトラックの中で唯一、アッパーボディの全てに防錆鋼板を使用しているため、錆に対して圧倒的な強さを誇っています。また、保証期間も同じクラスの軽キャブトラッククラスでは1番長いボディ外板の表面の錆に3年間、ボディ外板の穴あき錆には5年間という長期保証がついてきます。

4つ目は、種類の豊富さです。基本性能の高いベースはそのままで、荷台部分を変更した数多くのラインナップがあるため、働く人のニーズに合わせた種類を選ぶことができます。



冷蔵冷凍車の人気メーカーについて【イメージ画像3】

いかがでしたでしょうか。ここで紹介した4メーカーはあくまで1例になりますが、各メーカーの特色から、様々な用途にあわせて選ぶこともできますので、購入のご検討にぜひお役立てください。